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2011年9月7日水曜日

レジリエント

最近聞いた話を自分なりに噛み砕いて。




レジリエントという考え方が、最近出てきています。
このレジリエントという言葉は、噛み砕いて言うと、壊れたときに戻る能力に優れているということです。

震災によって、いろいろなものが壊れ、いまだそのままです。
福島の原発がある場所には7mの津波しか来ないであろうと思われていたようです。
しかし、実際は14mであった。完全に想定外であったわけです。
ただ、想定をミスしていたことが問題の本質ではありません。
14mという予測をしてて15mの津波がきたら崩壊してしまうからです。
予測は予測であり、それ以上でも以下でもありません。

阪神大震災のとき、仮設住宅をくじ引きにしたことで、
公平にはなりましたが、隣の人との会話がなくなり、有事での近隣コミュニティの保持が語られました。
そのため、今回、そういう問題はおもったより起こっていません。

人は物事にルールを作り、作った規則を守っていれば問題が起こることはありません。
しかし問題が起こるのはルールの外側から攻撃されることを予想していなかったからです。
つまり、内側のルールは強いが、壊されるともろく修復が不可能になってしまうロバストなものよりも、
少しくらいコストを使ってもいいから、内側のルールにあいまいさが出てきたとしても外側から攻撃されても修復可能なものを作るのがよい
という考えが出てきているということです。


うーん。まだあまり噛み砕けていないな・・・。